Fireworks CS3でPSDファイルを開くときの注意

Fireworks CS3になって、PSDファイルをかなりの精度で読めるようになりました。Fireworksのほうで「Photoshop ライブエフェクト」というフィルタが新しくできたのですが、Photoshopのレイヤースタイルと対応しており、読み込み精度が高くなった一番のポイントです。
FLASHの実装のみの仕事もけっこうやっていて、PSDでもらうことも多いので、この機能はすんごいうれしーいんです。
が、が、が、
PSDを読み込む時は問題なくてとってもいいんですけど、読み込んだPSDファイルをPNGで保存して、そのPNGをFireworksで開こうとすると、エラーが出て開けません。
いろいろ検証してやっとわかったのですが、原因は「Photoshop ライブエフェクト」です。このをフィルタを使用してると、エラーが出ます。

「Photoshop ライブエフェクト」は駆逐すべし

PSDファイルを開いたら、「Photoshop ライブエフェクト」はすべて[修正]>[選択範囲の統合]でビットマップ化しましょう。調整はできなくなりますが、しかたないです。
ちなみに、PNGが開けなくなった場合は、いっかいFirewoks8とか昔のバージョンで開きましょう。Photoshopのレイヤースタイルは再現されませんが開けます。そんでもって「Photoshop ライブエフェクト」を削除しましょう。
まとめてオブジェクトを選択して、プロパティパネルのフィルタから[なし]を選択して削除することもできます。でも、その場合は、すべてのフィルタが削除されます。
あとは、アップデートでバグが無くなることを期待しましょう。
■2008/04/29追記
Photoshop ライブエフェクトを駆逐するツールをつくりました。
よかったらどうぞ
FireworksでPhotoshopフィルターを駆逐するツール

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HTML、CSS、Javascript、デザイン、3D、モバイルアプリ、CMSなど、ウェブ制作関連の話題を扱うブログです。Fireworksのオリジナル拡張機能の配布や、デザインリソースの配布、オリジナルツールの公開も行っています。

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大阪在住フリーのウェブデザイナーの、ピクセルイメージ田中です。長年、ウェブサイト構築のお手伝いを行っており、デザインやプログラムを中心に、Flash全盛期につちかったモーショングラフィクスのセンスを生かした動画作成や、サイト構築に便利なCMSの開発も行っています。

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