PIXEL LAB
Fireworksの文字のアンチエイリアスは、
「鮮明」「強く」「滑らかに」「カスタム」の4種類がありますが、
正直、どれもあまり綺麗ではありません。
あるフォントでは、「鮮明」が綺麗だけど、別のフォントでは、「滑らかに」が
きれいだったり、フォントの種類だけでなく、文字の大きさによっても、
適切なアンチエイリアスの種類は変わってきます。
このエントリーでは、アンチエイリアスのかかった小さいテキストが
少し綺麗になるかもしれない方法を紹介します。
同時に、その方法をコマンド化したので、それの解説と配布を行います。
Fireworksでは、以下のアンチエイリアスを適応することができます。
以下、Fireworksでの手順です。
以下、実行結果のサンプルです。
いろんなパターンを作成してみたので、それぞれ見比べてください。
というわけで、手順をまとめたコマンドつくりました。
以下、コマンドファイルがインストールされてる状態での手順です。
14pt以下の場合において、有効な場合が多いですが、必ずというわけではありません。
綺麗にならなかったり、逆にシャープさを損なう場合もあります。
小さいフォントサイズで画数の多い漢字を表示すると、だいたいつぶれてしまいますが、
そういった場合、この方法は、とても有効です。
逆にいうと、ひらがなカタカナの文字の場合は、あまり有効ではありません。
英文の場合、フォントサイズが小さい場合、カーニングがあまり綺麗にか駆らない場合が多いので、
その場合は、この方法は、大変有効です。
すべてのアンチエイリアスのかかったテキスト要素たいして適用するというより、
ページのヘッダやメニューなど、重要な要素に対してのみの適用するのが現実的です。
この方法は、ビットマップ化して編集情報をなくすので、
適応前のテキストオブジェクトは、かならず、別のレイヤーなどコピーしておいてください。
あと、どうゆう条件で発生するかはわかってないのですが、
適用後に、少し上(Y座標)にずれる場合があります。
MXPファイルになってますので、ダウンロード後、「PI_CleanText.mxp」をクリックすれば、
Adobe Extension Managerが起動し、インストールできます。
Windowで権限うんぬんでインストールできない場合は、
Adobe Extension Managerを「管理者として実行」を選択して起動してみてください。
動作確認は、WindowsのCS5で行ってます。
古い環境がないので、確認してませんが、古いバージョンでも動くと思います。
使用や改変は、自己責任でご自由に。
追記です。
記事では、カスタムアンチエイリアスについて、あまりふてませんけど、
たいがいは、カスタムアンチエイリアスで調整すればOKだと思います。
カスタムアンチエイリアスでも、あまりキレいにならない場合の、
別手段って感じです。
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